







お客様名 | エリア | 延床面積 | 建物タイプ |
---|---|---|---|
M様 | 鹿児島県鹿児島市 | 133.94(40.51坪) | 二階建て |
家族が感じる心地よさを大切にしたプラン
共働きのため、「自宅で過ごすのは、主に夕方からの時間帯」話すお二人。その中でも多くの時間過ごすLDKは、リラクゼーションを考えたしつらえに。床材や収納には、ウォールナットの無垢材をふんだんに用い、統一感のある落ち着いた色合いでコーディネートしています。
照明の色味も変えられるので、気分や状況に応じて雰囲気の演出も可能。M邸様においてはLDKは家族とともに気持ちを休めたり、リセットする場所です。
住宅地に建っているため、採光やプライバシーの確保にも細心の配慮が。大きな掃き出し窓は一か所だけで、隣家と接する壁には、天井ぎわに配したスリット窓で対応。おかげで外からの視線を気にすることなく、ゆったりと過ごせ、日中の必要な明るさも十分です。
また、ハイドアや天井までに開口ですっきり見える空間を実現。玄関土間とリビングがダイレクトにつながるレイアウトで奥行きがプラスされ、体感的な広がりを感じることができます。「玄関から室内が見えるのはちょっと…」と思いがちですが、間にスチール階段を挟むので丸見えにはなりません。それでいて、視線は遮らないので家族の会話もスムーズに行えます。
生活動線を見極めて、無駄な動きをなくす
2階に配した個室は、1階とは逆のイメージ。床材をオークに変更したことでさらに明るく軽やかに。高窓からの絶妙な採光が空間を柔らかく照らし、朝はさぞかし気持ちの良い目覚めになるのでは、と思わずにいられません。さらに、M様邸は2階に洗濯と乾燥ができるランドリールームを設置。洗面所を介して、洗う、干す、しまうがほぼ同じ場所で完結します。
働くママが大助かりなのはもちろん、寝室や子ども部屋も同フロアにあるため、朝の準備や着替えの時短にもなっているそう。成功の理由は、日常の生活動線を考え、「どうすれば暮らしやすくなるのか」を建築家と話してプランに反映したから。住み手本位の住まいを叶えた好例です。