南さつま市でのマイホームにおすすめの工務店は?厳選3社の特徴&比較

南さつま市は、鹿児島県南西部にある新しい都市です。2005年に加世田市・笠沙町・大浦町・坊津町・金峰町の1市4町が合併して誕生しました。砂丘と山、そして美しい海岸が魅力の、穏やかで住みやすい街です。
食と自然の豊かさに惹かれた子育て世代の移住も多く、これからマイホームを建てる人にもおすすめの場所といえます。

では南さつま市で家を建てる場合、どの施工会社で建築すれば失敗がないのでしょうか。ハウスメーカー?工務店?建築家?それとも…、家族との大切な思い出を紡ぐ家だからこそ、絶対に成功させたいと誰もが思うはずです。

この記事では南さつま市で住宅新築を検討中の人に向けて、自信をもっておすすめする工務店を5社紹介しています。ハウスメーカーではなく工務店で建てるべき理由や、間違いのない工務店選びの方法も解説しました。

一生に一度の家づくりのコツを知り、理想のマイホームを完成させましょう。

南さつま市はどんな街?

南さつま市はどんな街?

これから南さつま市でマイホーム建築を検討中の人に向けて、南さつま市がどのような街か解説します。

南さつま市の観光スポット・名物

鹿児島県南西部に位置する南さつま市は、海と山の自然豊かな風光明媚な土地です。気候は温暖で、透明度の高い海ではスキューバダイビングをはじめとしたマリンスポーツがさかんに行われています。

戦争中、南さつま市加世田高橋には特攻隊員が飛び立った万世陸軍飛行場がありました。現在は万世特攻平和祈念館として整備され、引き揚げられた「零式水上偵察機」や戦死した隊員たちのの遺影・遺品が展示されています。

南さつま市でグルメを楽しむなら、「しらす」「たかえび」をチェックしてみてください。しらすは日本三大砂丘である吹上浜沿岸で水揚げされています。たかえびは別名「薩摩甘エビ」とも呼ばれ、市場にあまり出ない希少な海老です。

南さつま市の子育て支援

温暖で住みやすい気候を生かし、他地域からの移住を推進している南さつま市は、子育て支援にも力を入れています。

子どもたちの放課後の居場所として機能する「放課後児童クラブ」は、利用者数が伸びています。今後も共働き家庭などから必要とされることを踏まえ、増設が計画されています。

また「南さつまっ子誕生お祝金支給事業」は、さつま市に居住する親から生まれた子にお祝い金を支給する制度です。第1子・第2子は1人にあたり50,000円、第3子以降は1人あたり100,000円が支給されます。

南さつま市のアクセス

南さつま市のアクセス
(引用:南さつま市へのアクセス | 南さつま市)

南さつま市へのアクセスは、自動車が便利です。自動車で移動する場合、九州自動車道・指宿スカイライン谷山ICから約35分、南九州自動車道市来ICから約50分で到着します。

九州新幹線を利用する場合は、終点鹿児島中央駅からバスで85分です。

南さつま市の学校

南さつま市内の小学校は、11校です。市内4地域(加世田地区・大浦地区・笠沙地区・金峰地区)のうち最も規模が大きいのは加世田地区で、小学校が7校あります。

中学校は4校、うち加世田地区に2校です。

南さつま市内にある高校は、加世田高校(普通科)・加世田常潤高校(生活福祉科・食農プロデュース科)・鳳凰高校(私立/普通科・看護学科・メディカルシステム科・総合福祉科)の4校です。

どこで建てる?ハウスメーカーと工務店の違い

どこで建てる?ハウスメーカーと工務店の違い

一般的に、住宅は「ハウスメーカー」「工務店」のいずれかで建築します。南さつま市で家を建てる場合は、ハウスメーカーと工務店のどちらが理想を叶えられるでしょうか。

ハウスメーカーと工務店、それぞれのメリットや特徴を解説します。

ハウスメーカーで建てるメリット

ハウスメーカーでマイホームを建てるメリットは、次の3つです。

  • 規格化が進んでおり仕様を決めやすい
  • 工場との連携で施工がスムーズ
  • アフターフォローが充実している

ハウスメーカーはスケールメリットを生かし、住宅建築に必要な資材・設備をまとめて調達します。規格もある程度決まっているため、あらかじめ工場で加工を終わらせ、現場ではスピーディーにくみ上げる工法を採用しているところもあります。

またハウスメーカーは、アフターフォローの充実度もメリットです。20~30年保証はあたりまえ、なかには「60年保証」を謳うメーカーもあります。長く住みたいマイホームだからこそ、アフターサービスの充実度は嬉しいポイントです。

ただしハウスメーカーは資材・設備の規格化ゆえに、設計や間取りに制約が出る場合があります。希望メーカーの住宅設備を取り入れられない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

工務店で建てるメリット

どこで建てる?ハウスメーカーと工務店の違い

工務店でマイホームを建てるメリットは、次の3つです。

  • イチからじっくりマイホームを設計できる
  • 南さつま市の風土を知り尽くした人に施工してもらえる
  • 細やかなアフターフォローが期待できる

工務店の手による住宅建築は、ゼロから家を考えます。土地の形状や立地、住む人の希望やライフプラン、将来設計をじっくりと考えながら設計するマイホームは、まさに「世界にひとつの我が家」です。
家づくりの醍醐味を感じられるのは、工務店との家づくりでしょう。

また多くの工務店はエリアを限定し、密着して営業しています。南さつま市の気候・風土、さらに土地の特性を知り尽くす営業マンや設計士、職人が家づくりを手掛けるため、防災の観点からも安心度の高い家が完成します。

住宅が完成した後も「ちょっと近くまで来たから」と、不具合がないか・困っていることはないかと気にかけてもらえるのも、温かなつながりができる工務店ならではのメリットです。

譲れない優先順位を決め、納得の施工会社探しを

納得できる施工会社を見極めるたった1つのコツは、「相性」を重視することです。

SNSで見られる「施工会社ガチャに失敗した」「営業マンが最悪だった」といった結果にならないためにも、施工会社探しはじっくり進めましょう。

まず、「どのような施工会社に家を建ててほしいか?」、この質問への答えを考えてみてください。
「こちらの希望を丁寧に聞いてくれる会社」
「家族の意見も引き出してくれる会社」
「予算内で収まるよう工夫してくれる会社」
「デザイン性も使いやすさも妥協せず考えてくれる会社」
などなど、さまざまな希望が出てくるはずです。

その希望に優先順位を決め、希望を叶えてくれると期待できる会社を探してみてください。

次の章では、南さつま市でマイホームを建てる人におすすめの工務店を5つ紹介します。あわせてご覧ください。

南さつま市のおすすめ工務店3選

南さつま市のおすすめ工務店5選

南さつま市には多くの工務店がありますが、なかでもとくにおすすめの5社を選定し紹介します。いずれも「おしゃれで機能的な家に住みたい」という希望を叶えてくれる会社です。

南さつま市でのマイホーム建築におすすめの工務店は、以下の5社です。

  • 木のんホーム
  • 七呂建設
  • 有村工務店

木のんホーム

木のんホームは、憧れの「建築家と建てる家」が叶う工務店です。鹿児島市に本社、南さつま市に支店を構え、数多くの唯一無二の家を建てています。

建築家と建てる家は、住む人の希望をどこまでも形にできる点がメリットです。土地と予算、理想のライフスタイルをお聞きし、建築家ならではの知識とノウハウで「一歩先の理想」を提案してもらえます。

おしゃれなデザインはもちろん、何十年後も安心して住み続けられる強く、高性能な家を建てたい人は、設計段階で建築家が携わる木のんホームがおすすめです。

公式サイト:https://cononhome.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/cononhome/

七呂建設

七呂建設は鹿児島市に本社を構え、九州に13の拠点を持つ工務店です。完全自由設計の注文住宅をモットーに、住む人の理想をいかに予算内で叶えるか親身に相談に乗ってくれます。

オリジナル商品「ZEROENE±」は、住宅の省エネ化を推進する国の基準ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)をクリアする高性能仕様が自慢です。「家事を楽にする動線」「桧やタモなど、天然無垢を使った家」などのリクエストも叶えます。

熱交換換気システムや太陽光発電・蓄電池、制震設備などが標準性能になっており、コスパよく高性能な家を建てたい人におすすめです。

公式サイト:https://www.shichiro.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/shichiro_kensetsu/

有村工務店

有村工務店は南さつま市に本社を構える、地元密着型の工務店です。新築とエクステリア(外構)、リフォームまで手掛けており、長いお付き合いとサポートが期待できます。

有村工務店は地域に根付いた工務店として、「顔が見える」営業を心掛けています。職人一人ひとりがプライドを持って家をつくる様子は、一世一代の家づくりにかける情熱が見てとれます。公式ブログでは現場の様子をチェックできます。

デザイン性の高さでも人気があります。「人と違う家を建てたい」「個性を追究したい」人は、ぜひチェックしてみてください。

公式サイト:https://arimura-builder.co.jp/

公式Instagram:https://www.instagram.com/arimura_home/

マイホーム建築のカギ!「工務店探し」の手順

マイホーム建築のカギ!「工務店探し」の手順

理想のマイホーム、人生で一度の我が家を建てるには、相性の合う工務店との出会いがかかせません。
マイホーム探しの第一関門でもある、工務店探しの手順を解説します。

手順(1) 気になる工務店をピックアップする

まず、気になる工務店をピックアップしましょう。suumoやathomeなどの不動産ポータルサイト、InstagramなどのSNS、住宅展示場などを見て、「いいな」「おしゃれだな」「憧れるな」と感じる工務店を探します。

住宅展示場を回る際は大手ハウスメーカーだけでなく、地元の中小ハウスメーカー・工務店の展示場も積極的に回ってください。

また工務店が不定期に開催している「見学会」に参加すると、実際の施工例と生活の様子を見ることができます。

手順(2) 工務店の特徴・強みを比較する

気になる工務店をピックアップしたら、各社の特徴や強みを比較します。

以下は、住宅の性能や価値、暮らしやすさに直結するポイントです。表にまとめるなどして、わかりやすく整理しておきましょう。

  • 工法
  • 基礎のつくり方
  • 耐震性能
  • 断熱性能・気密性能
  • その他、他社にはない特長

工務店の多くは、施主と相談しながら住宅を設計します。工法や性能も希望・予算と相談できる場合があります。

また建築家が設計を手掛ける木のんホームのように、どのような希望も相談できる工務店は、そのこと自体が特長になります。

手順(3) 標準仕様を比較する

次に「標準仕様」を比較しましょう。標準仕様とは、仕様が決まっている住宅設備のことです。工務店によって、どの部分に・どの程度の設備を追加費用なしでいれられるかが異なるため、大切な比較ポイントになります。

以下は標準仕様に差が生まれやすいポイントです。

  • 耐震等級
  • 断熱性能(UA値)
  • 気密性(C値)
  • ガラス(樹脂サッシ、トリプルガラスなど)
  • 換気システム
  • 床暖房

標準仕様は工務店ホームページやパンフレットで確認できます。

手順(4) アフターフォロー体制を比較する

家は、建てることがゴールではありません。竣工から何十年と続く暮らしを素晴らしいものにすることこそが、家を建てる目的のはずです。

長く安心して暮らすためにも、アフターフォローの充実度をチェックしておきましょう。

アフターフォローは、以下の観点で比較すると違いが際立ちます。

  • アフターフォローの範囲
  • 無料対応の年数、有償サポートの範囲
  • 対応窓口の営業時間

手順(5) 相性を確認する

最後は「人との相性」です。どんなに魅力的な工法や設計力を持っている工務店でも、「こちらの話を聞いてくれない」「頼んだことが反映されていない」などの対応をされては、信頼して家づくりを任せられません。

話を聞くときの態度や提案力・内容、レスポンスの早さなど総合的に評価し、「この人なら、この会社なら心から信頼して任せられる」と確信できる工務店を選びましょう。

南さつま市でマイホームを建てる際の注意点

南さつま市でマイホームを建てる際の注意点

南さつま市は台風と台風に伴う被害に注意が必要な土地です。大切なマイホームと家族を天災から守り長く住み続けるために、南さつま市ならではの注意点を3つ解説します。

ハザードマップで安全性を確認する

土地を探す前に、南さつま市のハザードマップをチェックしましょう。

南さつま市のハザードマップは、以下のサイトから確認できます。

南さつま市は海沿いの津波被害に警告が出されています。また万之瀬川・新川・相星川の河口付近では、浸水被害も想定されています。川から離れた地域は、土砂災害に注意しましょう。

購入予定の土地が危険な地域に指定されていないか、不動産会社や工務店にも相談して決めましょう。

台風対策を十分に施す

鹿児島県は日本でもっとも台風が上陸する都道府県です。統計開始以来42回の上陸回数を数え、2位の高知県を大きく上回ります。

台風が上陸しやすい南西部にある南さつま市の家づくりでは、台風対策が欠かせません。

台風特有の「下から巻き上げる風」「引き抜く力」を逃す工夫や、飛来物があっても壊れない外壁・開口部を備えた家を建てましょう。

台風に強い家は、地元出身で南さつま市の台風を良く知るスタッフが多い地域の工務店が得意とするところです。

高性能な家を建てる

台風や津波などの災害時は、住宅の安全性と同時に「住み続けられる設備」が重要になります。南さつま市で家を建てる際は、災害時でも家に安心していられる設備を用意しましょう。

とくに電力の確保は重要です。太陽光発電設備や蓄電池で、エネルギーの自家発電・自家消費サイクルを確立しておくと安心です。

また鹿児島の冬は意外と寒く、夏は暑さ対策が必要です。「九州南端だから」と軽く考えず、断熱性・気密性の高い家を建てるようにしましょう。

建築家と建てるから理想が叶う!木のんホームにご相談ください

南さつま市で家を建てるなら、「台風対策」「高断熱・高気密」は欠かせない性能です。もちろん住む人が生活しやすく、住んでいて気持ちが上がるおしゃれさ・デザイン性の高さも欠かせません。
さらに予算の兼ね合いもあるでしょう。「限られた予算内で、高性能かつおしゃれな家を建てたい」、そんな人は木のんホームにご相談ください。

木のんホームは、建築士が「世界でただ1つのあなたの家」を設計する工務店です。希望をお聞きしながら、性能とデザイン性を両立した家をご提案します。さらに無駄のない設計により、コストダウンが得意なのも見逃せないポイントです。

まずは木のんホームが開催する「賢い家づくり勉強会」にお越しください。「10年後も後悔しない家のポイント」「性能を下げずに価格を下げる方法」など、ここでしか聞けないレアな情報をお届けします。

賢い家づくり勉強会について詳しくはこちらから

まとめ

「ハウスメーカーか、工務店か」これは家づくりを考え始めた人のほとんど全員が通る、最初の関門です。どちらが合うかは、家づくりで優先したいポイントや好みによって変わります。

ただし南さつま市で家を建てる場合、この地域特有の台風・浸水を知り尽くした地元工務店がおすすめです。昔から南さつまに密着して家を建ててきた工務店は、「南さつまに合う家」のノウハウを豊富に持っているためです。

「安全で高性能、さらにおしゃれな家を建てたい」と考える人は、ぜひ木のんホームにご相談ください。アトリエ建築士が、家族の理想を詰め込んだ家をご提案します。建築士ならではの柔軟な発想が、細部まで暮らしやすさを工夫します。

まずは理想をお聞かせください。木のんホームが「世界にたった1つの家」のアイディアをご提案します。

この記事を書いた人

admin2021